アイリ育成計画

精神疾患をもつヲタクの記録と記憶。

A型就労採用テスト結果採用がお断りになるまで。

先日のA型就労の面接後の採用テストの結果、採用したいとのことになりました。が、お断りしました。

働きたくてウズウズしてるわたしが敢えて蹴る理由なんて、採用テストの内容が全てです。

 

採用テストで、責任者の方から思い切りパワハラを受けました。一部でモラハラもあったような…?まあいいや、とにかく精神疾患をもちただでさえ湯葉メンタルのわたしにとって耐え難い仕打ちを受けたことは確かです。思い出してもどこをどう切り取ってもわたしに非はないのです。ストレスの捌け口に利用されたようにしか思えません。

 

採用テストは三日間。初日に、何の説明もなしに見本を渡されこれをやりなさいと作業開始、えっ...教えてもくれないの...?とびっくりしたのですがとりあえずやってみると、数分後「これはダメです、こうしてほしい」と言われ、だってさっきそんなこと言ってなくない?!と混乱しつつ作業をしていきました。

そして、初日にして最大の引っかかり。それはもうすぐでテスト時間が終わる頃、何気なく「前にいたA型では何をしていましたか?」「どんなことが得意ですか?」と質問されるので答えていくと、それから、

「自分が障害者と感じる時ってどんな時ですか?」

…それは、どういう意図ですか。

この時ばかりはびっくりしすぎて何を答えたのか覚えていません。

しかし後で振り返ってみればみるほど信じられない失礼な質問だと思いました。

だって、わたしは障害者として生きているわけじゃないから。障害を受け入れてはいるけれど、人間です。人間として生きているんです。

差別されているのか、自分が「普通」として優越感に浸りたいのか、どちらにせよ障害者に対して言う言葉じゃない。それも、A型就労なんて最も障害者と接する立場の人間がしていい質問じゃない。いや、人として言ってはいけない言葉。

波乱の初日に具合が悪くなるも、二日目。初日は一人きりでしたが、二日目は何人かいてホッとしました。…のもつかの間でしたが。

始まる前に若い男の子が声をかけてくれました。わたしを新しい利用者だと思ったのでしょう、首から下げる名札がなくてキョトンとしていると、見ていた昨日の責任者が「ああ、採用テストの」とぶっきらぼうに言いました。

名前くらい、言わせろ^^*(怒)

ぐーんと気持ちは落ちましたが、今日は教えてもらえるはず!変なこと言わないはず!と切り替えて臨むものの…。

「コレ見て同じようにしてください。10個作ったら質問を受け付けます」

作業工程の紙と大量の作業物。あなたのお仕事は何なんですかと問いたくなりました。

それでも負けじと難しい作業を見様見真似で10個作り、よし質問、上手く出来るよう教えてもらえる!と思ったわたしがバカだったのか…。

「あの、これ、あまり上手く出来なくて…」

「どこら辺がそう思いますか?」

「ええと、ここが…曲がってるから、変に見えると思います…」

「ならそういう風に作り直してください」

字に起こすとそうでもないですが、わたしにとっては突き放された、拒絶されたと思うほど、冷たい声でした。

とりあえずやるしかないと震える手で直していると、手が少し濡れていた、…わたしは泣いていたのです。

ゴールがないのに走らされているように、感じました。

他の利用者さん(特に若い男の子)に対してはすごく甘く接していたので、わたしの孤独は自分の中でより際立ちました。「すごーい!素晴らしい!素敵〜」と阿呆みたいに他の人を盛り上げてるのを見て、一人放っておかれて、わたしは何をしているのか、と絶望を味わいました。

この日はさすがにしんどくてハローワークに電話して相談しました。ハローワークの職員さんは親身になって聞いて下さり「明日は無理せずにダメだと思ったら行かなくていいからね」「大事にしてね」と優しい言葉をかけて頂けたので、がんばろうと思えました。

勝負の三日目。行けました。頑張りました。逃げたくなかったから。…しかし、件のパワハラ女はおらず、別のスタッフさんに仕事を見てもらいました。以上、終了。

 

後日、採用の電話がありましたが、もちろんお断りです♡人の心をメッタ刺しにしておいてよく採用したいとか言えますねえ。頭おかしいんじゃないですか?

 

誰にだって障害者になる可能性あるんです。病気や事故は避けられません。なのに見下した態度、言動…。ああいうバカもいるんですね、勉強になりました!

 

というわけで絶賛不調の波が来てるのでこの辺で。